私は、この前…「鬼」になりました。
息子の為に。
人様に何と言われようが、
結果を得る為には
時には手段を選ばないんですね、私は。щ(゜▽゜щ)ヒャ~ハッハ!!
そう…私は「巨人の星」の
星一徹になったんです。
〈イメージ映像〉
「しっかりせんか~い!われ~っ!!」
私の息子(次男)は、「体が大きく」「動作はのろく」「とっても泣き虫」の3拍子揃った君ですщ(゜▽゜щ)❤
4年程前から、自転車に乗られるようにと色々手ほどきもしてたんですけど…
まったく乗られそうな気配がありませんでした( ノД`)…。
「あ~っ、ダメや!」
「この自転車倒れるし!」
「も~っ、止める!!」
ところが、この一週間後…
次男は自転車に乗られるようになります。
さて、私は何をしたのでしょう?
「お前が自転車にまたがろうなんて、一万年早いわい!! とりあえず歩いて自転車を押せ!!」
(分かったよ 父ちゃん…。)
なんていう指導は、とっくの
昔にやっておりますщ(゜▽゜щ)❤
「ペダルなんかこぐな~!!足で地面を蹴るだけでいいわ~い!!」
(分かったよ 父ちゃんはおこりんぼだなぁ…。)
この指導も…とっくの昔に終わってます。
そんな指導の次も
後ろから押してバランスを取らせてみる…とか、
ブレーキの使い方とか、
まぁ色んな事を、何年間もしてきました。
「ふぅ~。…次男は自転車には乗られないのかもしれないなぁ…。」
私達夫婦も、お爺ちゃんお婆ちゃんも…そう諦めてた矢先。
ふと浮かんだアイデア。
「息子!今から一時間やる。その間に自転車で、家の前を2周出来たら、これをやる!!」
と、私は息子のズボンのポケットに二千円を突っ込みました。
息子の眼の色が変わりました。
自転車を~
こいでは倒れ
こいでは倒れ…。
一時間はあっという間にたちました。
「父ちゃん…あと10分、いや5分くれ!」
分かった。5分だけな…。
結果は残念というか…当たり前というか…
無理でした。
「ほら、お金返せ。」
そう言うと、息子はぐしゃぐしゃになった二千円をポケットから出しました。
顔には「悔しくてしょうがない」って、書いてありましたね。
「また今の試験受けられる?」
「ん?ああ、いいけど今年中やぞ。」
「分かった!今度頑張る。」
体は大きいけど~のんびりで、泣き虫な息子は…
ちょっとだけ、頑張る子になりました。
その日も暗くなるまで練習して…
次の日からは下校してから
なんと2時間も練習してたらしいです。
そんな練習の虜になった息子。金曜日くらいに4時間もしてたようです。
暗くなっても家に帰って来ないので
お爺ちゃんとお婆ちゃんが、えらく心配したそうで…( ノД`)…。
で…日曜日。お昼過ぎからは雨も小降りになってきました。
「父ちゃん、父ちゃん、雨あがったから試験して! オレ自転車乗られるようになったよ!!」
ん~?本当か?
「3周回られたら、3000円ちょうだい!!」
3000円はダメや!2500円やな。
「じゃ、5周出来たら?」
何周回っても、2500円じゃ(*`Д´)ノ!!!
「すごいやろ~!!」
そう言って、息子は3周を簡単に回り…7周位回って見せました。
私は、本当に驚きました。
息子よ…。なんてお前は現金な奴なんだ…。
しかもこのエピソードを「ブログに書いて!!」だと?
お前は何を考えてるんだ~(*`Д´)ノ!!!
父ちゃんも調子にのって、著作権無視ブログ書いてしまったじゃないか!?
(しかしこのエピソードは「星一徹」さん抜きには語る事が出来ませんでした…。お許し下さいm(__)m。)