「ねぇ、ねぇ、お兄ちゃんお兄ちゃん!私、今月も「10,000PV 」越えたよーっ!!」
俺の妹がこんなに可愛いわけがない コミック 1-4巻セット (電撃コミックス)
- 作者: 伏見つかさ
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: コミック
- この商品を含むブログを見る
そ、そうか… 良かったな。
「なによ、その態度!この前まで私のアクセス数が増えたら、とっても喜んでくれたのに!」
ハハ…ごめんごめん。ちょっと最近気になる記事を読んじゃってさ。
「気になる?え?どんなの?」
これさ
………見ての通りで、ブログのアクセス数が水増しされている事があるらしいんだ。
「ひやぁぁ~っ!本当に!?」
この先を読んでいくと、ここまで断定してるよ。
お前、おかしいと思ってなかったか?
「何をよ?」
毎朝、起きたらもう30くらいアクセスあってさ…お昼前には100を越えてる。
「いいじゃない、早朝から読んでくれてる人がいるのよ!」
じゃあ聞くけど…お前、今月新しいエントリー、幾つ書いた?
「え、えっと…3つ……かな?」
先月は10個くらい書いてたから、10,000PV 越えたのは素直に喜べたけど…
「だ、だって今までの記事がもう100越えてるんだから…そのくらい読まれたって…」
毎日300から400もコンスタントに?
残念だけど、あまりに出来すぎてるだろ。
ましてや朝の忙しい時間に「大工さんのブログ」をGoogleで検索する人なんか居ないよ。お前のアクセスの半分はGoogleから、そして4分の1はYahoo。残りは「はてなブックマーク」さんとかからだろ?
「そうよっ!どうせ私なんかに読者さんそんなについてないんだから~っ!」
そんなふて腐れるなよ。
人気のブロガーさんのアクセス数はともかく、残念だけど…お前のはたぶん水増しされてるよ。
「じゃ、じゃあ…実際どれだけの人が見てくれてるのかな…」
仮にだけど…アメブロの最大で250倍ってのを当てはめたら…一人か二人だよな?
「ひ、一人か二人って…小学校のクラスで作った壁新聞より少ないじゃないの!?」
まぁ…もうちょっと読まれてるかもだけど。
「…私も道理でこんなに(著作権無視)してるのに、誰にも怒られないなぁーって思ってたの。※1」
人気のブロガーさんだと、ちょっとマンガのヒトコマ使っただけで「作者に許可貰ったんですか?」なんてコメントされてるよな?
「じゃあ…私って、本当に見られてないんだ…」
まぁ…たまに見られても、お前の影響力とか検索量が少なそうなのは、見る人が見たら分かるんじゃないかな?
だからいちいち警告もしないみたいな…。
「そっか…。じゃあ私ってなんなのよ?」
お前はお前だよ。 俺にとってかけがえの無い存在。例えば10年とか20年くらいたったら…もしかして息子達にとっても、そうなるかもしれない。
「でも…それまで私って残ってるのかな?」
どうなんだろ…。そこがよく分からない。サンバー大工って検索したら、ずっと最後の方でもあるかもしれないし。
「ふ~ん…そっか…。」
「でも…それって~私って治外法権って事じゃん!?」
え? あ…それは違うと思うけど…
「小学生の作った壁新聞に(ワンピース)張り付けたって、誰も怒らないでしょ?」
まぁ…そりゃそうだわな。
「じゃあいきなりこんな格好しても~」
「パッカーンってしても~」
「いいのよね?お兄ちゃん❤」
う…んん。
「なんだか…楽になっちゃったよ…逆に。小学生の壁新聞だっていいもん 私。」
えらい開き直ったな?
だけどブログって、そもそもその位のものなんだよ。人気のブロガーさん達が特別過ぎるだけで、お前は今のままでいいのさ。
「うん…。」
ったく、こんにゃろ~!また人様の作品で変なブログ書きやがって!! おまんはいっぺん死んでこいってんだよ~!!
「怒っちゃやだーっ❤」
※1 実はnandenandechanさんに、何度か言及されておりました(´д`|||)。
ぱくたそフリー画像 「ネコづくし」tarojiroko はてなブログhttp://bunbunmaru.hatenablog.com/entry/2016/03/29/175628より勝手に使用させて頂きましたm(__)m。