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歯医者さん? 歯石を取るのに、麻酔をしますね~ だってщ(゜▽゜щ)!?

今回は、私の家族がお世話になってる歯科医さんのお話です。

 

私の3人の息子達が「奥歯の下に膿が溜まった」とか「虫歯になりかけ」、「顎から変な音がする」とかで 、ここの歯科医さんには数年前からのお付き合いで、既に何回もお世話になっていたのですが

今回は父親の私が「歯茎の調子が悪い」気がしたので、初めて診察して頂きました。

 

「あの~ いつも息子達がお世話になってます。ありがとうございます。

今回は‥ 私の歯を診て頂きたいのですが‥」

「はい、どうぞどうぞ。どのような症状でお悩みですか?」

「歯茎からの出血がたまにあるので診てもらいたいなぁ‥って感じです。それと歯石とか虫歯のチェックもしていただけますか?」

「特別に痛い処は無いのですか?」

「ええ、ありません。」

それでは‥と、

 

診察椅子で大きな口を開けた私と 若くて美人な「歯科医」さんが吐息のかかる距離での濃厚な時間が始まりました。

 

「3ミリ‥ 4ミリ‥」

私の「歯と歯茎のすきま」に、細く尖った器具を突っ込み、その深さを調べているようです。

私の傍らでは、やはり女性の「歯科衛生士」さんが、その数値をカルテに記入しています。

私が二人の女性を独り占めするという、天にも昇るような時間でした。

「白井さん‥歯の裏側の歯石が目立ちますね‥ 逆に正面には歯石が無いのですけど、強いブラッシングで歯茎が痛んでいる様子です。」

美人な歯科医さんの言葉が耳元で囁かれました。

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ブラッシング‥? 私の歯磨きが強すぎるんですか?

「ええ‥ それと正しいブラッシングでは無いようです。歯の一本一本を磨くように‥」

と、彼女は新しい「歯ブラシ」と、「歯間ブラシ」で実演をしてくれました。

「歯と歯茎の間に歯ブラシの先が入るように、45度に傾げるのが正しいんです。」

「成る程、そうだったんですか‥」

「ブラッシングについては、こちらの彼女から後程 丁寧に指導する事として‥

実は白井さんの歯石が、かなり深い処にまであるので‥

特別に麻酔をして、歯石の除去をしなければならないんですね。」

 

「ま、麻酔を‥ですか?」




私はこれまでの人生で何回か歯石除去を色んな歯医者さんでしてきましたが、

今回のように麻酔をして「歯石除去」するというのは初めて言われたので、驚きました。

 

「白井さんの歯と歯茎の間にどのくらいのスキマがあるかを調べたのですが、正常ならたったの1~2ミリ‥なんですが‥」

 

「残念ながら白井さんの場合は‥4~5ミリもあるところもあって‥ そんな奥にまで歯石が付いてしまっているんです。」

「歯石って、実はミクロの世界では穴だらけな細菌の“棲みか”なんですね。つまりそれを取り除けば、白井さんの歯茎の不調は改善されるようになるんです。」

「なるほど‥ 分かりました。歯石除去を宜しくお願い致します。」

 

私の歯茎に細い注射針で何回も「麻酔」をしてからの、歯石除去が行われました。

「ガリッ‥ガリッ‥」

特殊な器具で歯の裏側の歯石を削り取っている音が響きます。

「痛く無いですか?ひどかったら左手を上げて下さいね‥ 」

(は‥はい‥ )

お口を開けたままなので、まともな返事は出来ません。わずかに頭をコクッコクッっと、合図します。

歯と歯茎のわずかなスキマの歯石を削り取るのは、容易では無く‥勿論「キーン!」と高速回転する研磨器が使えないところなので、歯医者さんの手技で削るしか無いんですね。

ただ、麻酔のお陰なのか‥

女医さんの腕が良すぎるのか‥

痛いと感じる事はありませんでした。

 

「万が一ですが‥ 麻酔が切れてから、痛みが出てくるかも知れません。」

 

歯石除去が終わり‥

会計を済ませる私に手渡されたのは、「頓服の痛み止め薬」でした。

 

「分かりました。痛みが出たら、この痛み止めを飲みます!」

痛み‥怪談‥ジェットコースター‥嫁さん‥と、この世の中には私をビビらせる物事があまりに多すぎるのに

今晩は「歯の痛み」と、格闘しなくちゃならないってか‥

 

くそっ‥!

場合によっちゃあ腫れてくる事もあるんかな‥?

 

「ったく! まさか歯石除去くらいでこんな大事になるなんて!」

「しかも、今回除去したのは全体の4分の1!まだ上の歯の左半分しか終わってないんだから~」

 

「あと3回も歯医者さんに通わなきゃいけないんじゃねぇかぁ~っ!」

 

「あと、3回もこんな痛みの恐怖に耐えるなんて~っ!!」

「出来るわけねぇよぉ~っ!!

このヘナチョコな俺なんだぞ!!

出来る訳が無いだろうがよぉ~!!」

 

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しかしその夜‥

私が恐れ怖がってた「歯の痛み」は、全くありませんでした。

 

そこで浅はかな私は考えたのですね‥

 

おいおい‥ 痛みどころか、わずかに腫れてくるって事も無いよ?

どっちかと言えば、あの何回もチクチクチク!って射してくれた「麻酔注射」が一番痛かったんじゃねぇか~!?

 

と、言う事で‥

1週間後に予約した歯医者さんで、私は無理を承知で頼んでみました。

 

「あの‥先生。

ちょっと頼み事があるんですけど。」

「はい‥何でしょう?」

「麻酔をしないで歯石除去して貰えませんか?」

 

「えっ!? ま、麻酔をしないで? そんな事言われたのは初めてです。父に相談してみます‥」

 

こちらの歯科医さんは、父と娘で開業している歯科医さんなので 隣の席で診察しているお父さんに、簡単に相談出来るんですね。

 

「白井さん‥ そんな事を仰られても‥ 我々も責任が取られないんですが‥」

「構いません。全ては私の責任。やって頂けませんか?」

「痛くなったらどうするんですか!?ええ!? 知りませんよ?」

「やって下さい!多少の痛みは耐えられますからっ!!」

 

「そんな事を言われる白井さんって、周りから“変態”って言われてませんかぁ?」

って、女医さんがククッって笑いながら仰いました。

 

更に‥ 私は無謀にも残り3回は通う予定の治療も、2回に減らしてもらうように頼み(お仕事がとても忙しかったので(´д`|||)

 

だけど、こんな私のわがままにも関わらず

こちらの歯科医さんのお陰で、何の問題も無く、治療を無事に終わる事が出来たのでした。

 

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それでは白井さん、これからは歯ブラシは優しく鉛筆持ちで

斜め45度で歯と歯茎の隙間の歯垢を取り除く感じで行って下さい。

それも、歯の1本づつを磨くように歯ブラシは小刻みに、僅か数ミリ左右に動かす程度です。

ガシャガシャって、一度に3~4本もまとめて磨かないで下さいね‥

 

私のお口の中で 優しく歯ブラシと、歯間ブラシの実演がされ‥

細い指が‥ 手袋越しではあるが、口の中や歯に触れる‥

勿論、耳元で囁かれるのは誰でもない「私のためだけのレクチャー」!!

 

久し振りに歯医者さんのお世話になったんだけど‥

口は健康の‥更には若さのバロメーターなんですよね‥

 

もしも貴方に「お気に入りの歯医者さん」が無いのなら、半年に一度くらいに「歯肉炎や歯石除去」の名目で、次々と新しい歯医者さんを訪れてみてはどうでしょうか?

早目の診察を受ければ、治療はごく簡単で済むのですから‥ 殆ど痛みを伴わない治療になる可能性が高いでしょう。

そしてその内に気に入った「歯科医さん」と出会えたなら‥

もう人生は猛烈にハッピーですよ~щ(゜▽゜щ)!?

半年‥いや、3ヶ月に一度歯科検診をしていれば いや例えば“全額自己負担診療”になってしまったとしても(何も病名が付かなければ、保健適用にはなりませんよね?)

 

結果的にそれで健康な歯で人生が送れるなら‥

その方が人生が楽しくなると思いませんか‥(´Д`)?

 

私はまた、歯を触って欲しくて‥

 

直ぐに数ヶ月先の予約をしてしまった、おバカさんなのでした~щ(゜▽゜щ)❤

 

 

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【歯がボロボロになってから歯医者さんに行くか、定期的に女医さんとの楽しいトークを楽しむかは‥

あなたが決めろ~щ(゜▽゜щ)!!】




 

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