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良心的なお店(職人)と、そうでないお店(職人)の違いを七尾市の山本板金さんと中村板金塗装さんから教えられました〜щ(゜▽゜щ)❤

みなさん、お元気ですか?最近ちょっと百恵チックなサンバー大工です。

私、この頃元気がありません

少し憂いのある「おっさん」になってるんです。

何故なら、自分のあまりのバカさ加減にうんざりしてしまって‥

この世はだましだまされ

すりきれ疲れ果てて、

いつの間にか歳くって死んでいくんだって

死んだばあちゃんが笑って言ってたけど‥

私ってけっこうバカにされるんです。

子供の頃からそういうキャラなんです。

だけど騙してくる人はあまりいなかったんだけどなぁ‥

「バカにしないでよ!そっちのせいよ‥」って言いたいけど

騙されちゃった私が悪いのかも知れないって

涙がこぼれそうになっている今日この頃なんです‥

事の発端は私のかけがえの無い相棒の「スバル サンバートラック」ちゃんが、瀕死の状態になるまで気付けてあげられなかった事でした‥

で、サンバートラックを修理に出した板金修理屋さんがとんでもないお店って事に気付かずに

時間もお金も無駄にした事‥

こんな田舎の七尾市に、まさかそんなお店があるなんて

今回はそんなバカでオタンコな私の備忘録として、ブログに書き留めたいと思います。

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私の愛しのサンバーちゃんは、もうかれこれ3代目‥

私といつも共にいて、大工仕事の道具はもちろん 鉋の削り台やタル木、ある時は廃材でさえも文句も言わず運んでくれる唯一無二な相棒。

13年前に買った時、ずっと大切に乗りたかったから

「錆」にやられる事のないように強力なアンダーコートと、

電気のパルスで錆を防ぐ(ガスパイプライン等でも使用)特殊な機器をわざわざ取り付けてあったから、逆に安心し過ぎていたかも知れません‥

だけどフレームの左側のその分厚いアンダーコート(塗装)の無い内側で

まるで家の土台を食い荒らす白蟻の如く、錆がボディーフレームの内側から発生していたんです。

フレーム下部のゴム栓を外し、「コンコンコンコン!」って、小さなバールで叩くと

その1円玉くらいの穴から

「なんじゃこりゃ〜щ(゜▽゜щ)!!」

って、思わず叫んじゃったくらいに  コーンフレーク状の錆がお茶碗いっぱい落ちてきたんですね‥

何これ?   道理で細かな「錆」が車庫に落ちてたのね‥

それにしてもピンチよ‥ スペシャルなスーパーピンチだわ‥

私のかけがえの無い相棒が死んじゃう〜!

早く何とかしなくちゃ〜щ(゜▽゜щ)キャ〜!

で、思い立ったらとりあえず吾平な私は、ネット検索で「七尾市 自動車板金 ホームページ」って調べました。

http://www.yamamotobankin.co.jp/pc/

https://maps.app.goo.gl/hGCsP73gHsov7ijm7

ネットにホームページを立ち上げて商売しているお店は、そう多くはありませんでしたが、「最高の設備、スタッフ、資格を有する優良店!」と豪語するとある店舗のホームページを読むうちに

ウブな私はすっかり決めてしまっていました。

「うん、決めたっ‥ ❤  私、この七尾市の山本板金さんにお願いしよう!」って。

で、後日飛び込みでそのお店を訪問しました。

「あ、あの‥  軽トラのフレームが錆びてボロボロなのですけど、直していただけますか?」

数人の従業員があくせく働くピットでそう聞くと、彼らは「そこの事務所に社長がいるから聞いて欲しい」と案内してくれました。

「錆ですか?ええ、勿論 直せますとも。ちょっと見せて下さい。」

40歳前後と思わせる若き社長は、軽い足取りで事務所から出ると私のサンバートラックを見てくれました。

「あ、あの‥こういうのって直せるんでしょうか?」

「ええ、まぁこの程度なら2〜3万円程度でいけると思います。」

「本当に!?内側からの錆なので、フレームの肉厚がかなり薄くヤバい感じだと思ってるんです。それとフロントサスペンションの付け根にも怪しい処が‥    」

「ああ、大丈夫ですよ。だいたい分かりますから。鉄板を溶接してノックスドールっていう妨錆スプレーもすれば5〜6年は持ちますよ(笑)!」

「ここのフロントのクラッシャブルフレームって言うんですか?去年の車検の時に左右とも直してもらって6万円かかっているんです。もう、本当に大好きな車なのに錆が次から次って感じで‥(苦笑)」

「2ヶ所で6万円もですか(笑)?ちょっとぼられたんじゃないですかねぇ(笑)‥」

「社長さん、板金屋さんのプロの目で他に悪い処があれば徹底的に直していただけませんか?その3万円の倍かかってもいいですから‥」

「ええ分かりました、お任せ下さい。  ただ、ご覧のようにうちのピットは連日修理待ちの自動車で満車状態なんです。多分10日くらいお待ち頂ければ、対応出来るかと思いますが‥」

確かに七尾市国道バイパス249号線に面した新しい店舗には、修理を待つ自動車が、ずらっと並んでいるのでした。

「10日くらいですか?勿論待ちます!どうか宜しくお願いします!」

と、ここまではよくある話なのですが‥

この後、50年も生きているくせにおバカさんで世間知らずな私はことごとく判断を誤っていくのでした〜(´д`|||)。

「お待たせしましたサンバー大工さん、代車が空きましたので何時でもお店にお越し下さ〜い!」

社長の奥さんから、そんな無邪気な電話を頂いたのは先の訪問からなんと1か月半も経った頃でした。

なに一つ悪びれる素振りも無く、明るい声で言われたものですから

「あら?てっきり忘れられてるのかと思ってましたよ〜(笑)!」

ってこっちも明るく返したくらいで。

超人気のお店ならそれだけ待たされる事もあるのかも知れないと、ウブな私はなに一つ疑いもせず間抜けな顔でお店に向かったのでした。

「お久しぶりです、どうか宜しくお願いします!」

「いやいや、すみませんでしたサンバー大工さん。忙しくてなかなか‥」

「ですよね、五月連休も挟んでいましたからね。」

「ところで、サンバー大工さん。この修理って幾らぐらいって言ってましたっけ?」

社長は、私の方を見るでも無く 錆びたフレームを見ながら聞いてきたのでした。

「え?  まぁ‥ 5〜6万円かかってもいいから、ちゃんと直して欲しいと‥」

「そうでしたね、分かりました。それではお預かりします。代車はこちらのバモスをお使い下さい。」

何だか変な事を聞くなぁ‥

2〜3万円くらいで直せるって言ってたのに。

いつ頃直るとの予定も聞かされず

だらだらと日は流れ‥

預けてから4日目の夕方に

どうしてもサンバートラックに乗せたままの道具がいくつか必要になったので

そのお店の閉店時間に立ち寄らせてもらったのでした。

「すみません、どうしても必要な道具があって‥ 工場に入らせて下さい。」

「ええ、どうぞこちらからお入り下さい。」

薄暗い工場に入り、大工道具を取りに久し振りにご対面したサンバートラックちゃん。さて、どうなってるのかな?ってスマホのライトを照らして軽く車体の下を覗いてみたら

あれ‥?

全く手付かずの状態やないの‥

(まだ忙しくて手を付けられなかったのかな?)

軽いモヤモヤを引きずった私に、修理完了の電話があったのは

更に3日後の朝の事でした。

「いやいや、サンバー大工さんお待たせしました。こちら請求書です。なんなら振り込みでもいいですから‥」

「分かりました。本当にありがとうございました!これで安心しました(笑)!すみません、お金は明日にでも払いに来ますから‥」

と、満面のバカ全開の笑みで車を取りに行った私でしたが‥

おタンコナスな事に財布を間違えて持って行って、支払いが出来きなかったのでした〜щ(゜▽゜щ)。

しかし次の日。

私は仲間の大工さん達と、とんでもない発見をしました。

修理したボディーフレームの下側、直ぐに見える所に人差し指が入る大きさの錆穴があるという事を。

「何だよこれ?」「素人目でも分かるやん」「何処の修理屋さんよ?」

たまたまその日が「建前」だった私は、10人くらいの仲間の大工さんから格好の笑いのネタにされてしまいました。

「で、何?6万円の請求書貰ったの(笑)?見積もりが3万円だっのに(笑)!?」

「いやこれってそもそも直す価値が無いから、なんでもアリだろ〜(爆笑)?」

(もう、あんたら嫌い!どうにでもして‥(泣))

お昼休み時間にその板金屋さんにその旨を電話をすると

「あら〜すみません、直ぐに修理させて貰いますのでお店に寄って下さい。1日で直ぐに直します!勿論、請求書の金額はそのままでやらせて貰いますから!」

との事でした。

だけど‥

これまでの対応を冷静に考えてみたら

泣きたいくらいに良心的とは思えない(´д`|||)。

まさにどうでもいい客を適当にあしらっている対応。

ようやく目が覚めたウブバカな私は「見落とした箇所の修理」は、断わり、別の板金屋さんに修理してもらうつもりでお店に立ち寄りました。

「山本板金さん‥見落とした箇所の修理はしていただかなくて結構ですから、精算させて下さい。」

「よろしいんですか?」

気まずそうな表情から何故か急に笑顔になった店長が、差し出してきた領収書は先の請求書と同額の64800円と記入されていました。

「あの社長さん‥?おかしくないですか?

見積もりの時、あなたは3万円って言ったんですよ。私は倍の金額がかかってもいいから、キチンと直して欲しいと言ったんですよ。修理箇所は増えてないし、まして見落としまであってちゃんと直って無いのに、どうしてこの金額になるんですか?」

「え?3万円?バカな‥そんな金額で出来る訳が無いでしょ。勘違いですよそれは。」

若き社長は急に役者のようにドスを効かせ話し始めました。

「サンバーさん、あなたも職人ならわかるでしょ?我々は技術料を頂いているんです。それを簡単に下げろと言われても困りますよ。」

「私ら大工も技術料ですよ。だけど何人工(何日)掛かった日当と、材料費、経費を請求書に別けて書くのが当たり前なんですけどね‥

その一式6万円の内訳を教えて貰えますか?」

「そんなのいちいち書きませんよ。溶接と錆止めスプレーの一式でいいんです。」

「金曜日の夕方、寄らせて貰った時、まだ修理は手付かずでしたよね?1週間も車を預かって、いったい何時間修理に掛かったんですか?」

「じ、時間は関係無いでしょう?技術料ですから。

それにサンバーさん、この金額が払えないのなら‥

最初からそう仰って頂ければこちらもそういう対処したのですけどねぇ‥(苦笑)」

「とにかく、見積もりした作業内容を越えていませんから私は3万円しか払いません!」

ああ〜

困ったねぇ〜

いい歳したおっさんがぁ〜♪

ボロボロの服で、ボロボロの軽トラに乗ってきて〜

19万㎞も走っている軽トラを〜

あと5、6年も乗りたいと言う‥

ああ、貧乏人〜♪

来るなよ貧乏人〜♪

お前の来るべき店じゃない〜

さっさと帰れ〜♪

(  お店の天井スピーカーから、そんな歌謡曲がずっと流れていた気がしましたね‥(´Д`)。)

ああ‥日本のどこかに‥

こんな私を待ってくれる

板金屋さんがいる‥♪

いい日旅立ち‥私は出会えるのかしら‥

ボロボロな軽トラを直してくれる心優しい板金屋さんに‥♪

【日本音楽著作権協会 JASRAC   作詞 サンバー大工】

と、いう失意の底の私に

そう言えばと‥思いあたる自動車板金屋さんがありました。

同じ国道249号線でも、全然賑やかでない静かな田鶴浜町に数年前に大改修していた自動車板金屋さん‥

ネットにホームページがあるわけでも無いのでネット検索では引っ掛からず

国道249号線から田んぼ1枚隔てた工場は

私のように前しか見ないで車を運転する人には、

首を90度捻るというあり得ない行動をとらなければ視界に入りにくいという

あまり目立たない場所に建っていました‥

https://maps.app.goo.gl/XUQyQ8dNE14TyQjW9

「こんにちはー!お忙しいところすみませ〜ん、車を見てもらいたいんですけど‥」

私は思い切って(その静かな山奥に凛と咲くような)

中村板金塗装さんを訪れました。

「はい‥     いらっしゃいませ‥」

何だか変なおっさんが変な軽トラに乗ってきたなぁ‥と、40歳前後の職人さんが出てきました。ピットには欧州車のボルボ、ゴルフ、日産のスーパー改造車のシルビアが入庫されていました。

他に職人さんがいる気配は無く、彼がこの工場の主で職人さんなのだろうと直ぐに分かりました。

「フレームの錆ですか‥ そうですね、スバルサンバーはフレームもボディーも本当に錆びやすいんですよね。どれどれ見せて下さい‥」

彼はスッとペンライトを取り出し車体の底に潜りました。

「ああなるほど、これですね‥」

更に彼は反対側(車体の右側)からも底に潜りチェックを始めました。

「右側は大丈夫ですね。左側はかなり酷そうです。ちょうど燃料タンクの給油パイプが横切っている所なので1度タンクを外さなければ溶接作業が出来ないかも知れません。」

「あの‥   そうすると、かなり修理費がかかるんでしょうか?」

「まぁ、3万円前後‥  4万円はかからないと思いますけど、タンクの脱着でボルトが錆びてだとかで、意外に時間はかかりそうですね。二日間は預かりたいところです。」

「是非修理をお願いしたいのですけど‥」

「ありがとうございます。ただ、今は混んでまして‥10日程お待ち願えますか?」

出会えたわ‥

やっと‥

私のサンバートラックちゃんを預けられる人に‥

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後日、修理が無事終わったサンバートラックを受け取りに行った時、

私は聞いてみたんです。

「あの‥実はつい最近、こことここの2ヶ所を修理しているんですけど6万円の請求書を貰って‥」

「6万円ですか!?いやそれはさすがに高過ぎでしょう(笑)!

そっか‥  やはり修理して間も無かったんですね。実は‥ ちょっと言いにくいのですけど、溶接が上手じゃないんですね。溶接が繋がってなくて点付けで‥  それにしてもこれで6万円ですか‥」

「あ、見積もり金額が3万円でしたからそれだけしか払いませんでしたけどね(笑)。」

「錆止めのノックスドールもやけにシワシワになっているのも‥何故なのかな?

こういう種類のもあるのかもしれませんけど‥」

車の往来の多いバイパス沿いに数名の従業員とお店を構えて

ネットに自社をこれでもかと持ち上げるホームページを掲げる

山本板金さんと‥

車の往来はそれなりにあっても目立ちにくい場所に

奥さんと二人仲良く工場を切り盛りしている

ネットに無関心な「中村板金塗装」さんの

仕事の内容、対応が違いすぎて

私はこの世も捨てたもんじゃないなって思いましたよね(´Д`)。

当たり前ですけど、お店の評価はお客さんがするんですよね。良いショップは「クチコミ」と「評価」に表れています。(クレームの多い評価の低いショップは「クチコミ」「評価」が非表示になっていますから分かりやすいですよ(´Д`))(笑)!

で、商売上手と良心的なお店は必ずしも一致しないかもしれないし

ネットにホームページやブログを掲載して自社をアピールしているお店も、良いことしか書いてないから何の参考にはならないのは当たり前‥

だけど「10日間待ってて」とか「幾らになります」の約束を

事前に連絡も説明も無く破ってきたなら

そのお店はこちらとは良好な関係でいたいとは思っていないのは確かですね。

その時は「忙しいから待たされてるんだ」ってとか考えないで

他を当たって欲しいという向こうの意思表示ですから

さっさと他を当たるのが吉なんですね‥(´Д`)ア〜ア。

それとホームページやブログを持ってるお店、

特に店長本人がせっせとブログ更新しているお店は

かなりの変態である可能性がありますから、付き合う時は気を付けましょうねぇ〜щ(゜▽゜щ)❤

(しかし、ブログを書いているからといって  このサンバー大工のブログの筆者に限っては、

決して!

変態ではありま‥‥     

す(汗)。  )

【※使用画像について】Wikipediaより引用させて頂きましたm(__)m。

山口百恵

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