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秋祭りのために「マサカリ」を造る私(´Д`)

  • 2016年3月8日
  • 2018年6月10日
  • 大工道具
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野崎 秋祭り マサカリ 26.10.10

チャンチャカチャンチャン、チャンチャカチャンチャン!チャンチャカチャンチャン、チャンチャカチャンチャン!

 
夏の暑さが、もう遠く思える9月の半ば…
 
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野崎の「秋祭り」の練習が、日の暮れた「大宮神社」で行われます。
 
 
田んぼに囲まれ、山を背にしたその「神社」からは、小学生に踊りを指導する青年団の声と、冒頭の「チャンチャカチャンチャン」って聞こえる笛と太鼓の音が聞こえてきます。
 
笛と太鼓は、中学生と高校生が担当してます。
 
 
しかしそこは月明かりの無い日だと、照明が無ければ本当に真っ暗な場所なんです。 
 
私なんかは少年時代あまりにも怖いもんだから必ず友達を誘って祭りの練習に行きましたね(´Д`)。
 
だけど、今考えると そういう経験が「神様をちょっとだけ信じる」元になった気がします。
 
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ちょっとちょっと、おっさん。

話の腰を折って申し訳ないんだけど、今なん月よ!?

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はひっ? なん月?  はて…最近は何月なのか何曜日なのか…さっぱり…
 
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3月だよ!!おバカチン!

 
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ギャデデ~ッ!やめれ~っ!
 
 
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(写真後ろに見えるのが「大宮神社」です)
 
 
何故に私が半年も先の「秋祭り」の話をしているのかと言いますと…
 
 
 
暇だったからですね~(´д`|||)。
 
「だった」が大事な所です!(今は忙しすぎて休みもありません。)
 
 
そんな訳で、私は半年も先の「秋祭り」に使うマサカリを造る事にしました。
 
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私の家の「駐車小屋のベニヤ」に書かれた、原寸大のマサカリの図面。これさえあればもう出来たも同然で、もう3回目になるマサカリ製作も馴れたもんです(´Д`)。
 
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マサカリの「刃」の材料は、45ミリ厚の杉の間柱をくっつけて造ります。
 
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持ち手になる「柄」は、アテの木を使います。
 
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マサカリを踊る子供は、毎年元気な子が選ばれます。金太郎のイメージですね~。
 
ただ、最近は子供の数が少なくなって「女の子」も踊り子をする時代になりまして…私の子供の頃のイメージとは、違ってきましたがщ(゜▽゜щ)マァ,ソレハソレデイイノデスケドネ~❤
 
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柄は、わずかに片側だけをアールにして雰囲気出しとスッポ抜け防止にしています。
 
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踊り子が使う物とはいえ、こいつは立派な「凶器」になり得るんですね(´Д`)。事実、二年前に獅子がしらに一撃喰らわせて再起不能にしましたから。
 
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次の年、新品の「獅子がしら」になったのですが70万円したとか?
 
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そこで次の年のマサカリは、刃の先を「ウレタン」製にしましたよ。お陰様で酔っぱらいが暴れて使っても、殺人事件は起こらなくなりました~щ(゜▽゜щ)アタマイイ~❤
 
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野崎の子供が踊るのは、六種類ありまして…
 
それぞれキャラがあります(´Д`)。
 
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賢くて、リーダータイプの子が踊る「二本棒」って踊りがあります。 もちろん私は踊らせて貰えませんでしたが(´д`|||)。
 
その「二本棒」を踊った彼は、中学で生徒会長しましたから、正にその通りでしたね。
 
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長い一本の棒で踊るのは、二種類ありまして「一本棒」と「猿踊り」。
身長の高い子(成長が早いとも言う)が、これを踊るんですけどもう、力強さと色気がムンムン❤になるんですね~щ(゜▽゜щ)!
 
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そもそも「お祭り」ってのは、大昔から集落を越えて男女が出会える格好の機会ですから、子供が踊るとは言え「格好の良さと色気」が内包されるのも必然なんだと思います。
 
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力自慢の男はお神輿を異性良く…じゃなくて威勢良く担ぎ、ある者は大太鼓をリズミカルに打ちならし、または横笛の響きで酔わせてみせる…
 
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だから昔の「お祭り」は本当に盛り上がって、次の日の朝まで「チョイヤサー!チョイヤサー!」ってやってたんですね。
 
そして10月の10日がその「お祭り」の日なんですけど…
 
野崎の集落では8月生まれの長男が多い気がするのは気のせいか~?何故だщ(゜▽゜щ)❤
(ちなみに私の長男も次男も8月生まれなのでした。)
 
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あと、二本の棒で踊るので「ターサブ」ってのと「ピーシャ」があります。
 
「ピーシャ」は、小柄な動きのスバシッコイ子が踊ります。これは可愛い踊りなんです。
 
小動物がじゃれてじゃれまくって逃げてくみたいな踊りで、獅子舞いさんに何のダメージも与えませんね~(´Д`)。
 
 
そして「ターサブ」。変な名前でしょ?この名前の屋号をつけた家が野崎にありますが…そう言えばなんか関係あるのかしら?
 
この踊りも獅子舞いさんに、なんのダメージも与えません。ただ、獅子舞いさんを目の前にして舞って見せるんです。しかも、6つの踊りの中で最も長い踊りなんです。
 
他の踊りは「獅子舞いさん」を攻撃するアクションがあるから、見ていてスッキリするんですが…。
 
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例えばこういう「ヒーロー戦隊」もので、敵を前にして「キック」も「パンチ」もしないで踊っているだけの「ヒーロー戦隊」がいたら、大変ですよね?
 
「ターサブ」って踊りがそれなんですね(´д`|||)。ある意味ギャラリーの皆様を飽きさせない「舞い」が出来なければ務まらないんですね。
 
ちなみに私はこの「ターサブ」を踊りました。ちゃんと舞えていたのか…(´д`|||)?
 
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こんなして、獅子舞いさんに捕まって食べられてた気がします。
 
遠い記憶…。
 
 
 
 
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秋祭りの時期は野崎の神様と、御先祖さん達を思わずにはいられませんね(´Д`)。
 
 
ただ、ひたすら感謝するんです…。
 
 
 
 
 
※写真画像   ぱくたそフリー画像
 
 
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