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バッテン台に丸ノコの切り傷を付けたくないから、究極を求めた木工高等専門学校さんのアイデア~(´Д`)!

まぁ、大工で「バッテン台」を知らない奴はいないと思うんだが

一応少しばかり説明しておこう。

(バッテン台?)

(テンパった台?)

(がってんだい?)

(おかか?)

 

  

ネットでもホームセンターでも

「バッテン台」は購入可能だが、

大工なら自分で作る事が多いと思う。

いわゆる「ベニヤ」と言われる板を相欠き加工して

十文字に組み立てて使う台が

「バッテンの形をしている」からそう呼んでいる訳だが

 

組み立てはただ溝と溝を合わせて「合体」するだけ‥

 

組み立てた台に材料を乗せるも良し

ベニヤ板を乗せてテーブルにして「簡易作業台」にするも良し。

 

まぁ、大抵の場合は直接に材料を置いて

丸ノコで切ったり

挽き割ったりするんだよな?

 

さて、問題。

 

バッテン台に材料を直接置いて

丸ノコで切ると、どんな問題が起こるか分かるかな?

 

先生‥

まさか丸ノコの刃があたるから、台の上端がボロボロになるって事ですか?

 

シャケ?

 

まぁ、それも当たりだ。

台の上端がボロボロのデコボコになれば、やがて台としての役目を果たさなくなる。

 

さらに乗せた材料にそのデコボコのせいで「キズ」が付いてしまう可能性もある。

 

しかしもっと単純な問題がある。

丸ノコを使っての作業って事は‥

 

材料の重心が安定しなくて‥

回転中の丸ノコを材料が挟んでのキックバックとか‥

バッテン台はそもそも材料の乗っている面積が小さいから、

材料が落下して丸ノコも落下、

作業者がそれでケガをする可能性があります‥

  

そう。正解だ。

 

では‥どうすれば良いと思う?

 

1番簡単なのは

バッテン台の上に充分な厚みのある

畳1枚の大きさの「ウレタンフォーム」を置いて作業するとか?

あ~、勿論それは正解だ。

 

ただ、軽トラ乗りの大工さんには

それだと持ち運びが大変で困るんだよ。

 

持ち運び易くて

省スペースで、

安定した「バッテン作業台」を提案してくれないかな。

 

バッテン台の上に

適当な「たる木」や「小舞」を並べたらどう?

(ハハッ!あの先生がその程度のアイデアじゃオッケーにはしないだろ(笑)?)

 

メンタイコ‥

 

 

 

その「バッテン台」にシャクリを入れて、床用の「たる木」をはめ込むのはどうかな?

 

ほう(笑)。なるほど‥

 

で、その「たる木」に何箇所もシャクリが入っているのは何の呪いなんだ?

 

そのシャクリには杉の下地材(15mm厚み)を入れます。

 

800mmの長さの下地材が10枚並びました。

シャクリはある程度キツめなので、簡単には外れません。

「杉の下地材」なら現場である程度の半端材が容易に手に入るから、台にする材料の心配もしなくて済みます。

 

板材のカット、挽き割りでも材料を下から満遍なく支持しているから

安定した作業が出来ます。

 

はめ込んでいるだけってのが不安なら‥

  

ビスで固定するのもありかと‥

 

 

最高の相棒の「丸ノコ」を

犯罪者にさせない為に、安定した作業台を準備する‥

 

いや‥丸ノコだけじゃなくて‥

 

ドリルや電気鉋、トリマーにディスクグラインダーだって一瞬で人間の手指をもぎ取っていくんだから!

 

僕達は現場に携わる全ての人や家族の為に、

絶対にケガなんかしちゃダメだし、相棒(道具)達を犯罪者にしちゃダメなんだ~っ!

 

 

  

(ね、疲れたらちゃんと休んでよね(笑)!)

 

 

 

 

 

 

 

そうだ‥

ケガはするな

 

お互い仲間同士でも、危なかったら指摘しあえる関係も持つんだ。

 

なにしろ俺達は

 

「幸せの入れ物」を作る事を

 

仕事にしているんだからさ(笑)‥

 

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※使用画像について

「呪術廻戦」よりお借りしました。

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