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お家のリフォームどこ頼むん?

お家のリフォームしたいんじゃ~!

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したい、したい、した~い!!!
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でも、どこに頼めばいいんかニャ?
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「悩める猫ども、よ~く聞け!!」

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「………。」

答えはこのブログに書かれておるぞ~!!

私の思いですが、最近のお家のリフォームされるお客様は、相見積もりをされる事が多い気がします。

「工事金額」や「プランニング」「営業さんの印象」なんかで施工業者を決定されると思うんですけど…。
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まぁ、地元に長くやってる工務店ならこんな感じの社長さんが、お客様とお話させて頂いて~
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シティハウスとか、アントールみたいな横文字の会社は こんな感じの営業さんかしら?
(まぁ、正反対の場合もあると思いますが。)
前回のブログのお客様も、2社の相見積もりを取られたそうです。ただ、Sハウスさんの方が値段が高かったのに、お仕事を頂けたそうです。
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男性営業の伊藤(仮名)さん 
「白井さん、宜しくお願いします。今回のリフォームは金額も日程も余裕がありませんが、頑張って下さい。」

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大工の私(女の人) 
「すみません伊藤さん、実は腰が痛くて、いつもの様には働けないんデスケド…精一杯やらせて頂きますので…。」
営業の伊藤(仮名)さん 
「分かりました。無理しないでやって下さい。その内M大工さんも合流しますから、ボチボチやって下さい。」
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大工の私 「はい、すみません…。」
で、現場に入ってたった2日後に腰がイッテしまって1日休みました( ̄▽ ̄;)。
病院のお薬と市販の痛み止めのダブル処方+コルセット+湿布4枚張りで、なんとか仕事に復帰しましたけど…
私の体以上に、蝕まれている方がおったんですね。 そうです…そのリフォームの「お家」がイッテしまってたんです…。
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私、こうみえても「サイボーグ003のフランソワーズ」ですから、床を歩くだけで水平レベルがダメとか、強度が不足してるとか、床下が腐ってるぽいとか分かります。(まぁ、誰でも分かるくらいの場合の話ですけど。)
で、今回のお話の「既存のフロアーの上に新しいフロアー張る」なんてもっての他でして、とりあえず古いフロアーを剥がさせて欲しいと訴えました。

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営業の伊藤さん 「まぁ、そのくらいの予算はありますからやって下さい…。」
大工の私 「有り難うございます!」
そしたら案の定、古いフロアーの下はボロボロだったんですね。

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(玄関のたたきに直接張られていた感じの床)
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(この土台はお家のセンターのやつです。)
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「ウギャーッ!!」と、お客様がこの腐り具合を見て叫びました。
まぁ、当然でございましょう。
私は直ぐに営業の伊藤さんに電話しました。
「伊藤さん、玄関ロビーの土台も腐ってて駄目です。お客様もこんなんじゃイヤだっておっしゃってます。予算の事もあるでしょうから、お家の方とお話して貰えませんか?」
「…そうですか。じゃ、白井さん…その腐ってる土台は交換して下さい。やるしかないですから。予算の話は後でさせて貰いますので。」
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大工の私 「伊藤さん…ありがとうございます…❤」

まぁ、そんな訳で…
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お家のセンターの土台を交換して
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他の箇所の腐ってた土台ももちろん交換。ついでに柱の立つ2尺の位置に大引きを入れる事も出来ました。しかも桧(ひのき)っていう木なので、向こう5~60年は楽に大丈夫なんじゃないかしら?
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根太垂木並べて
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断熱材入れて、
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構造用合板張ったら、どこに乗っても大丈夫❤
果たして幾らの追加になったのか?私は知りません。
でも、お客様には感謝されました。
「白井さんが床をめくってくれなかったら、分からなかったですよね。本当にありがとうございました!」
「でも、請求書が怖いわね。」って、笑いながら…。
本当の事言いますと、私ら職人って何気ないお客様との会話の中で、どれ程このリフォームにお客様が心をくだいているのかを探っているんですね。
そして、このリフォームが何年先の事まで考えてされているのか?
「5年持てばいい。」と、いう事ならそういう仕事にしますし、
「今、二十歳の長男がお嫁さん貰って…そしてずっと快適に暮らせる様に…」って事ならそういう仕事になるわけです。
って、こんな考えは大抵の建築に携わる人の共通な思いなんです。
ですから…
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「おみゃ~ら分かったかニャ?」

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「ニ…ニャァァ………」

「どこに仕事を依頼するか以上に、自分自身の思いがどこにあるのかを知る事ニャ~!!」

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そして、どんな小さな事でも…思った事を言って欲しいんです。その一言一言が、仕事の方向性を決めていく可能性を持ってますから…

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「ん?なんか自分に酔ってるヤツいるし~」
※写真画像 ぱくたそフリー画像 石森プロ 東映さんより引用しました。
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