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映画「この世界の片隅に」を家族5人で観てきました(´Д`)❤

都会の方では、もうとっくの昨年の11月に公開されていたアニメ映画の「この世界の片隅に」が、

よ~うやく我が石川県にも拡大ロードショーされると聞きまして…

早速 お正月の3日に、親子5人で観に行きました~щ(゜▽゜щ)マッテタョ~❤

 

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この映画は、あの「太平洋戦争」の頃のお話なのですね。

 

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漫画アクション(双葉社)に連載していた、こうの史代さんの漫画が原作の「アニメ映画」なのですが…

この映画を作るために、「クラウドファンディング」という資金調達の方法で、2,000万円もの資金を集める事にしたのですね。

アニメーション映画では、あまり例の無いやり方でしたが

なんとわずか9日程で、目標金額に達しちゃって…

結局は3,000人以上の支援者を集めて国内クラウドファンディングでは過去最高人数、また支援金額でも映画部門では国内最高(3,000万円以上)を記録したのだそうです。

この作品を「アニメーション映画」として世に送り出したいと願う人々の熱い思いが感じられるエピソードですね。

生い立ちからして、他のアニメ映画とは一線を画してる感が満載なのです~(´Д`)❤

 

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しかも2016年の映画満足度ランキングでは、「この世界の片隅に」が堂々のトップ!

なんとあの話題作の「シンゴジラ」や「君の名は」なんかが、その下の方に並んでいるんです。

更にこの作品って、「はてなブログ」でも、多くのブロガーさんが取り上げてて…これはイイ!という声の多かった作品でした(´Д`)!

こういう情報を仕入れちゃうと、私のようなミーハー男は 居ても立っても居られない訳で

嫁さんと息子達を説得して、映画館に出掛けるんですね。コンビニも無い田舎町から、自動車ではるばる1時間半もかけて!

監督さんは「片渕須直(かたぶちすなお)」さん。私は知りませんでしたね(´д`|||)。日本にはまだまだこうやってメジャーと言えないけど素晴らしい作品を生み出す方がおられるんですね、素晴らしい!

 

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あっと、そう言えば私達親子は、3年前に「風立ちぬ」というあの巨匠、宮崎駿監督の、最後の作品も観てきましたが…

 

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こちらも「太平洋戦争」の頃のお話。

あ…、そう言えば「永遠の0(ゼロ)」も親子で観てましたね~!

 

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こちらも、当然「太平洋戦争」の頃のお話~(´Д`)!

あちゃ~、どんだけ「戦争映画」が好きなんやって~щ(゜▽゜щ)❤

(他に「君の名は」、「シンゴジラ」に「ドラえもん」なんかも観てますけどね~(´Д`)。)

 

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で、「この世界の片隅に」!

はっきり言って家族でも、かなり評価が別れました。

 

【長男(13歳)】良かった!心に残った!「君の名は」より好きかも!

【次男(11歳)】ゴジラの方が面白かった!

【三男(7歳)】面白かったけど、ゴジラの方がまた観たい!

【妻(40歳)】良かった。だけど戦争シーンが可哀想過ぎて見てられなかった!楽しく観られたのは、やっぱ「君の名は」の方かな?

【私(年齢不詳)】主人公の「すずさん」が、とにかく魅力的で可愛くてしょうがない映画やな~щ(゜▽゜щ)❤ また観たいなぁ~!

と、言うわけで私の独断で

主人公の「すずさん」を中心に紹介します~щ(゜▽゜щ)❤

(気を付けてますけど「ネタバレ」あるかもです!注意して下さい!)

 

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絵を描くのが大好きな「すずさん」。

ちょっと天然だったりする「すずさん」。

広島から呉(くれ)に、二十歳にも ならないのにお嫁に来ちゃった「すずさん」。

そもそも何処の誰とも知らない人に見初められ(一目惚れの事)て、断る事もなんだからって結婚しちゃう「すずさん」。

 

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旦那さんは、数年前?に出会った「すずさん」が忘れられなくて…探し当てて、親父さんと結婚を申し込みに来たみたいでしたね~(´Д`)。

当時の日本男子~!って雰囲気で、デレデレとはしないのですけど…心の底から愛してるって感じの青年なのですщ(゜▽゜щ)❤

で、その「すずさん」のおばあちゃんが、その結婚を申し込まれたすぐ後に、タンスから準備してあったお着物を出しながら言ったのでした。

「すず…、初めての夜に 旦那さんから(傘は持ってきたか?)って聞かれたら(はい、新しいのを持って来ました)って言うんやぞ。」と。

そして、お嫁にいく日のためにこさえてあったそのお着物を 丁寧にひらきながら、おばあちゃんは意味深な事を教えます。

「さしてもいいか?と聞かれたら「はい」って、応えるんやぞ」と。

すずさんは何かよく分からんのですけど、頬を赤らめるんですね~(´Д`)❤

 

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昔はこんな新婚初夜に交わす、「枕言葉?」があったんですかねщ(゜▽゜щ)?

親から子に…ではなくて、ばあちゃんから孫ちゃんになのですね。そこがまたイイ感じなのです~。

戦争映画と言っても、最初の方は普通の何気ない日常が描かれているだけです。

見ていて なんとも楽しい日常…

 

瀬戸内海独特の世界?

海の潮がひいたからと、歩いて渡っちゃう瀬戸内海。

子供がおつかいで親戚の家まで、潮のひいた海を歩いて出掛けたけど…全身「泥んこ」になっちゃう瀬戸内海。

「さあ、潮がひいてきたから帰るぞ!」なんてセリフが当たり前な瀬戸内海。

そっか…そんなものなのか?とビックリ!

前半は戦争にもなってませんから 何もない平凡な日常が描かれるのは、当たり前と言えば当たり前なのですけど…

だけど、段々とほんわかした昭和の日本から

空襲警報…

爆撃

防空壕に逃げ込む人々

さっきまでのほほんとしていた世界が、少しずつ変わっていきます。

食べる物も無くなっていき

配給制度になり

それさえも、ほぼ無くなっていきます…

 

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(食べるものないから、道端に生えてた草をいっぱい入れちゃった~❤)

 

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軍艦が停泊している呉の港を見下ろしながら

(ほら、あそこの軍艦〇〇って言うんやよ。お兄ちゃんに教えてもらってん!)

 

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旦那さんがしみじみと…

(すずさん…アゴのほくろもあの頃と変わらないなぁ…)

(すずさんはコマイなぁ~)

戦時中って、普通に平凡に暮らしたいっていうささやかな願いを

簡単に壊してしまうんですね。

夜も昼もない空襲警報…

逃げる人々…

容赦なく破壊され、燃えていく町

ある日突然、「遺骨」ならぬ「小石」になって戦地から帰ってくる夫や息子達…

 

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それまで人々の生活していた街並みが

変わっていきます。

 

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貧乏で、口減らしで家を出された少女が

ようやく生きるために見つけた居場所さえも

いや、それどころか彼女の存在そのものさえも

戦争は容赦なく、根っこから奪っていきます。

ただ、ハリウッド映画や「シンゴジラ」のようなアクションシーンで見せるような映像ではないので…

「うわーっ!!」って言う迫力はそれほどは、ありません。

あまりにあっけないん感じに…

町は破壊されるし、人は簡単に死んでしまうんですね。 ただ、逆にリアリティーがあって ああ実際はこんな感じだったんだなと納得するのですけど。

 

(さっきまでそこに建ってたのに…)

(さっきまで一緒に手を繋いで歩いてたのに…)

(ついさっきまで一緒に笑ってたのに…)

(  さっきまで生きてたのに…  )

 

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守ってあげられなくてごめんね
私が代わってあげられたら良かったのに…

 

この辺までくると、私の妻が言っていた「見るのが辛い…」シーンだらけになってきます。

爆弾 爆弾 爆弾  挙げ句に広島ですから

「あの爆弾」が落とされてしまいます。

なんなんだろ? この前チンパンジーが異種の猿を集団で襲って食べてしまうって映像をたまたま見ましたけど

人間が、人種の違う人間を集団で襲って殺してしまっているのですね。

 

特に「原爆」に関してはウラニュウム型とプルトニュウム型の2種類を落として、その破壊力とかの実験してたんですよね…彼らは。

(もちろん、他の国々に圧倒的破壊力を見せつける意味もあったでしょうけど。)

 

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物語の半ばに、「すずさん夫婦」は家のすぐ近くの防空壕に避難してました。

 

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まだ、その頃はこんなことしちゃう余裕もあったのですが

やがて旦那さんも戦地に…

二度と帰ってこられなくなるかもしれなくなります。

お互いがお互いを思いやる

二人の交わす言葉…

約束が

私の涙腺を刺激します

「この世界の片隅に」は、戦争映画なんですけど「恋愛映画」なんだと思います。

 

逆に映画「永遠の0」は‥

 

 

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何を勘違いしたのか、本当に「戦争映画」になっちゃってましたねぇ‥(´д`|||)

 

百田尚樹さんの原作では、自分の母親の本当の父親(つまりおじいちゃん)の過去を探す孫娘が、やがて「本当に大好きな人ってだれだっけ?」的な事に気が付いていく「恋愛」物語だったんですよね?(私の個人的な感想ですが(´Д`))

 

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

人生は長いようで短い…

自分の本当のおじいちゃんは、たった25歳くらいで死んじゃってた…

その後、一緒になった今のおじいちゃんとおばあちゃんにも 結婚をするまでのドラマがあった… っていうお話。

(今こうやって平凡で、幸せな暮らしをしている自分達の たった70年くらい前に

いつ死ぬか分からない時代の中に精一杯生きていた人々が居て

その時代の人々が未来を諦めないで、頑張ってきたから今の日本があるんだよなぁ…)

 

右見ても左見ても、上を見ても下を見ても 絶望的な景色しか見えない日本で、

それでもたくましく生きてきたすずさん達…

 

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仕事も家も大切な人も無くしても

涙をふりしぼって今日を生きて、未来に繋いできたあの頃の人々を思うにつけ

つくづく自分は幸せな時代に生きているなぁって思うんですよね…(´Д`)。

 

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ところであの時代の日本に

 

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チューをするというのが、こんなにごく普通にあったのかと

「この世界の片隅に」と「風立ちぬ」を観て、しみじみと思った私なのでした~(´Д`)❤

(愛について思い出したくなった人は、映画館にどうぞ!)

 

 

私も先人にならって、(嫌がる)妻にチューをするべきなのか?

いや…、やはりチューってのは

熱く燃えサカッテいる男女の特権って事だよねと気付き、ホッとする私なのでした…(´Д`)❤

 

【追伸です❤】

このブログを読まれた「フランツさん」という方が、当ブログにコメントをして下さいました(´Д`)❤

 

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フランツさんの「お父様」が若い頃、呉の軍事工場に勤められていたのだそうですね。

あのポツダム宣言後に、その「お父様」が終戦と同時に「少尉」に昇格した事が本の題名になっているんですね(´Д`)。

しかしそのお父様は、戦後の混乱の中に耕運機の自社開発…その他農業用機器の製造に心血を注いでいたのですけど その無理がたたってか、僅か53歳でお亡くなりになったのだそうです。

そのお父様の若かりし頃の時代を、ある日突然「掘り起こさなくちゃ~!!」って…

あの名作「永遠の0(ゼロ)」をそのまんまやってしまった、長男フランツさんの「自主出版本」が、

「ポツダム少尉68年ぶりのご挨拶 呉の奇跡」

なのですね。

当時を知る、お父様の仲間(海軍、機械メーカー時代)の貴重なお話や写真が、満載の分厚い豪華な本でしたよ~!

 

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もし 興味の持たれた方は近所の「図書館」にお問い合わせ下さいませ(´Д`)❤

ヤンマーの赤シャツのサッカー選手の大活躍している写真とか、本当に沢山貴重な写真が見られます!

日本のあの熱い時代を感じられる「写真集」といっても良いくらいの そしてエピソードも満載の本でした~(´Д`)❤

 

 

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【※使用画像について】

映画「この世界の片隅に」 【原作】こうの史代

 

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映画「風立ちぬ」 【監督】宮崎駿 スタジオジブリ

 

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映画「永遠の0」 【原作】百田尚樹

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その他 「ウィキペディア」 「ガジェット通信」などより、お借り致しましたm(__)m。

おしまい…❤

 

 

 

 

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