これは我が家の洗面台です。
私が18年も前にホームセンターで買ってきて自分で取り付けた安物なのですが、今回はタイトル通り蛇口を交換する事になりました(´Д`)。
この古い蛇口は、もうしばらく前から蛇口をきつく締めてもわずかにポタポタと水漏れが発生するようになってきてて
勿論、これまでも蛇口のパッキンは何回も交換してきてましたけど‥この蛇口はどうも最初から買い当たりが悪くて
最近ではパッキンを替えても替えてもポタポタが止まらず
さらに「肘が痛い年寄り」の多くなった我が家では「水道蛇口水が止まらんやんけ不満爆発!」も、徐々に感じてきてましたから
ここは一家の大黒柱としても立ち上がるしかないと(´Д`)!
ってなもんで、思い切って使いやすい「シングルレバー水栓」に交換!
を、したわけですけど冒頭タイトルのように変なとこから水漏れがするようになっちやったんですねぇ‥(´д`|||)
Amazonに「シングルレバー水栓」を注文して、
2日後に届いたその日の夜に40分程かかって交換したのですけど‥
この通り、なんとか無事に取り替え作業が終わったのは良かったのですけどね‥
ん?
何だか洗面台の中の「フレキ管」がほんの少し濡れてきてないかしらщ(゜▽゜щ)?
???
最初、結露かな?
と現実逃避してみましたけど、拭いても拭いてもやはりほんの僅か濡れてくる。
う~ん、なんでやろ(´д`|||)?
フレキ管が、ほんの少し濡れとる‥
Amazonで買った商品には、本体だけが箱に入って送られてきました。
添付されていた説明書には、取り付け方なんてのはありません。
それは設備屋のプロには必要の無い話ですから、当たり前ですけどね~(笑)。
ここは素人の浅はかさ全開の私は
元の蛇口を外して、
新しいシングルレバー水栓を取り付けたら
それで終わり~щ(゜▽゜щ)!
って、勝手に思い込んでいたのですが‥
どうやら肝心な何か「素人的なミス」しているという事でした。
そもそもが‥
使いようが無くて捨てる事になった「取り付けナット」にも
そう言えば何故こんなものが付属されとるの?
という頭の中がクエスチョンマークで満たされていた私でしたから
今回の作業には「何かを見落としているな~」と、いう予感はしていました。
これが今回取り付けた、新しく買ったシングルレバー水栓です。
で、
これは水道管と、水栓をつなぐ為のナットのハズだけど‥
(これは洗面台の中から上方向を見上げた映像です。)
それ、要らないでしょ?
その水栓金具と繋ぐナットって「フレキ管」に入っているから必要無いハズの部品なのに、なんでわざわざ付いてくるの?
と、いう疑問‥
設備屋さんのプロなら正解即答でしょうけど、私はさっぱり解りません。
で、こういう時には元の水栓金具を外した時の事を思い出すとヒントがあるはず‥
水栓用の特殊な形状のスパナで「フレキ管」を外した時、そう言えば小さい「ゴムパッキン」が、ポトン!って落ちてきました。
これです。
だけど、これはもう古いパッキンだから必要の無いもの。
捨てる物です。
何しろ新しい水栓金具に、パッキンがちゃんとくっ付いてましたからそれを使えば良いはずです。
(ボルトの下部に、「厚めのゴムパッキンとワッシャー」が、しがみつくようにくっ付いてます)
これをこのまま落とさないように気を付けてナット締めすれば大丈夫だろうと
高をくくった私がバカでしたね~(´д`|||)。
そう、そうなんです。
この付属品の「厚めのゴムパッキンとワッシャー」は、今回のフレキ管の場合は使ってはいけない物だったのです。
フレキ管の場合は、そう
最初に外した時に落ちてきた部品、
「薄いゴムパッキン」だけを使わなければならなかったんです。
そのパッキンの説明書にも、パッキンだけを入れるように書いてあるんですね。
ちなみにお湯の方は耐熱性のある
こちらを使うという事です。
左のが薄いパッキン。
右のが水栓金具に付属していた厚めのパッキンとワッシャー。
で、たまたまそのフレキ管用の「薄いゴムパッキン」を家に在庫していたので、それを取り付けたら
あっけないくらいに水漏れは止まりました。
(家にその「薄いパッキン」が無かったら、往復一時間のホームセンターまで軽トラで走らなければならなかったという‥)
それじゃ、新しい水栓金具に付いてきていた「ゴムパッキンとワッシャー」、それに「ナット」は何の為に付属してたのか?
と、言いますと‥
https://www.sunrefre.jp/smp/faucet/diy/deck/
この写真記事のように、「フレキ管」ではなくて「メッキ管」と水栓金具を取り付け固定する場合に必要だという話なんですね(´Д`)。
更にプロの設備屋さんの説明では‥
https://p-ranger.com/washroom/washbasin-faucet-exchange-tool
図の様に「メッキ管」の上部はこの様に厚めのゴムパッキンとワッシャーをナットで締め込む仕様という事なのですね。
逆にメッキ管でも下部の返しのある方は「薄いパッキン」を使うという事です。これはフレキ管と同じゴムパッキンのようですね(´Д`)。
こういう素人がやりがちなミスだから、ネットに転がっているだろと「シングルレバー水栓交換 水漏れ」なんて検索するんですけど、なかなか出てきてくれなくて
正直焦りましたね~(´д`|||)。
給水管に「メッキ管」ってのと「フレキ管」があるなんて、そういえば何となく知ってたハズなのに、さすがは素人щ(゜▽゜щ)(笑)!
まぁ、蛇口交換はそこさえ気を付けてやれば簡単です。(失敗した奴が偉そうに言うなという話ですが)
まずは元栓を閉めて給水を止めます。
水もお湯も止めます。
(作業中は床に水が滴る事になりますから雑巾なんかを敷いておきます。)
フレキ管と水栓金具を繋ぐナットを特殊な形状のスパナで外して、
同じ工具(上記の工具を使わないと、外すのも締め込むのもほぼ出来ませんから、買うしかないですね~(´д`|||))
で、水栓金具固定ナットも外したら‥
新しい水栓金具をはめて
まずは水栓金具固定用のゴムパッキン、ワッシャー、ナットの順で取り付け締め込んだら‥
とりあえず蛇口の固定はOKです!
で、肝心の
水栓金具と給水フレキ管を
「薄いパッキン」入れてナットで硬く締め込んでいくと~
まぁ、作業は終わり!みたいな話ですね(´Д`)。
くれぐれもフレキ管の場合は「薄いパッキン」を使う事です。
(逆にメッキ管の場合は付属品のパッキン、ワッシャー、固定ナットを使う事になりますけど)
閉めてあった元栓を開けて、
いったん蛇口から水を出したら‥
一度、蛇口を閉めて
5分ほどはフレキ管との接続箇所から水漏れが無いか確認!
で、ないと‥洗面台の中がカビだらけになるかもですよ~!
と、自分に反省しましたぁ‥(´Д`)(笑)!