大学病院の研修女医が とんでもない人だったって思い出‥
大きな病院なら信用出来るって思ってたのに、こんな事もあるのか!って一気に私を病院嫌いにさせた苦い体験‥
現実は小説より奇なりなのですね~❤
あれは確か10 年くらい前の事
私はひどい「痔」になってしまいました。
肛門に痛みがあって、金沢方面の大学病院にかかりました。
たかが「痔」で、大学病院‥?
地元の七尾市の5つ位の病院に診てもらったんですけど…
「う~ん、イボ痔ですね?」
「様子をみましょうね!」
「あんた痛い痛いって言うけど、我慢が足りないんだよ~!」
等々言われて、治療にならなかったんです…
結局、痔瘻(じろう)っていって、肛門に膿がたまってたんですけど‥
さすが大学病院の先生は凄い!
で、後日に手術をする事になったのですが
それで私‥ 恥じらいながらも
「じゃ先生…、その手術ついでに私の大きなイボ痔も取って欲しいんですけど… 」
って言ってみたんです。
そしたら先生は
「ええ、わかりました。お任せ下さい。」
って、ニコッと答えてくれたんですね。
あぁ、良かった~!!
何年間の悩みのタネが無くなる~!!って、本当に嬉しかったですね~
それにしても、お尻の穴の手術…
怖すぎるっ!
でも、この先生なら僕は安心して身体を預けられるわ‥❤
な~んて思ってましたら
若い女の先生が、ツカツカってやって来て言いました。
「あなたの担当の〇〇です。宜しくお願いします。」
と。
まぁ、研修医さんですね。はい。で、僕も
「先生、宜しくお願い致します。」
そしてイボ痔も取って欲しいと、また言いました。
先生は、はい、分かりましたとまたツカツカ去って行きました。(´・ω・`)
なんだか冷たい感じの人だな~なんて思ってましたら、やっぱりそうでした。
数日後の手術当日‥
手術室には、診察してくれたあの頼もしい先生の姿は無くて、研修の女医さんの姿と 周りで見学?補助する先生と若い研修医さん達でした
手術が無事に終わり、さてお部屋に戻ろうかという段階で、下半身麻酔だった私は ちゃんと意識があったので、その女医さんに聞いたんです。(まだ、手術室の中で。)
「先生、有り難うございました。 あの、イボ痔は取って頂けましたか?」
その女医さんは、こちらを見ることもなくあっさり答えました。
「そんなもの、有りませんでしたよ‥」
と。
? ? ? 「え?」 その後の会話は一切無く、私は病室に移動されました…。
大学病院…そこは 全てをお任せ出来るところ…
そんなふうに思ってた私はアホでしたね
手術後の「イボ痔くん」は更にふて腐れたのか、目一杯腫れ上がり、看護婦さんの間で
「こんな大きいのって、見るの初めてかも…❤」
なんて、噂になったものでした。
お股を覗いての発言ですので‥
何も知らない人が聞いたら‥
イケナイ勘違いしてたかしら?
で、私の6人部屋の他の患者さんって、
「胃ガン」や「気管のガン」それに(大腸ガン」
とか、そうそうたる病名の先輩方ばかりで
私の痔なんて
「それって病気ですか?」
なんて、自分でも思っちゃうくらいのもので…
私と同じ「痔ろう」で入院の方も一人、離れたところにおられましたけど‥
その方はもう少し治療が遅かったら命に関わってたかも…と、いうレベルの方でしたね。
病院って少し元気になるとヒマでしょうがない所
ついでに私しゃべり口だから~
あっち行ってはしゃべり、
こっち来てはおしゃべり楽しんでましたね。
まぁ、そんな事しながらなんとか入院中にイボ痔君を取って貰えないかと、その分は手術費も払いますからと看護婦さんに言ってみたんですけど
「痔ろうとイボ痔の手術は同時に出来ませ~ん!」
と、病院長さん?に言われるわ
「あなたが何でも言うから、私の立場が無いじゃないの!イボ痔くらい地元の病院で取って貰いなさいよ~!早く退院しろよ~!」
なんて、研修女医さまにリネン室に二人きりで呼び出されて怒られたり…Ψ( ̄∇ ̄)Ψ。
挙げ句の果てに、その手術が上手くなくて、退院後の再検査でまだ痔ろうが治って無いことが判って、
再入院…!!
さすがに担当医は代わって貰いました。
二回目の手術はお陰様で全て上手くいきまして、無事に今日を迎えておりますが…
で、この話って建築界にも当てはまりそうだな‥って、思います。
名の知れた会社の仕事だから大丈夫なんて‥
何の根拠も無いんですよね。
そして悲しいかな、お客様が仕事を見る目が無い‥
もちろん、それもしょうが無いんですけど‥
あ~あ、変な世の中だよなぁ‥