私の住む七尾市。この7月の18、19日に「港祭り」ってのがありました。
初日は前夜祭で、七尾市の「保育園児の年長さん」だけの踊り 「ちびっこカーニバル」が、あったんです。
総勢400人位のそれはそれは可愛らしい子供達が、食祭市場ってところの屋外広場で踊ってくれました。
え?なんで見に行ったって?
私の三男(6歳)が踊ったからなんです。
この男。常に何かと戦っております。風呂敷をマントに赤いヒーローのお面をかぶって、オモチャのバットが武器なんですね。
「父ちゃん、見に来てね!」なんて言うもんだから、夕方4時に仕事をあがって見に行った訳です。
で、実は今の現場の電気配線されてますK電工さん。もう、私とは20年来の付き合いのある方なんですけど、
まぁ、こんな感じの「さわやかさん」。常に笑っております。
このKちゃん(と、いつも呼んでるので…)の息子も、うちの子と同じ年長さんなんです。(保育園は違いますが。)
「K ちゃん、今日のちびっこカーニバル見に行くんやろ?」と、私聞いてみたんです。そりゃ当然行きますよ!!って言われると思って。
ところが…
「どうしようかな…。」って元気が無い。
「どうしたん?」って聞くと
「うちの子、ほとんど踊りの練習せんと、一人で遊んでいたって話ねん。」
(私の勝手なイメージ)
「げ!マジか?中々の大物やな。でも、踊りに参加するんやろ?」
「うん…一応出るみたい。」
「んなら、見に行こうや!」
「うん…。」
私、Kちゃんの話を聞きながら、四年前の「次男」の時の事を思い出してました。
私の「次男」は、発達障害って言われてました。その頃、友達と一緒に遊べずに一人で居ることが多かったんです。
そんな息子が「ちびっこカーニバル」で踊られるのか?
四年前の私は心配でしょうがなかったです。
嫁さんに「踊られそうかな?」って、聞いてばっかりでした。
で、その四年前のその日。不安な気持ちいっぱいでビデオを持っ私の前に…自信満々に踊って見せる次男の姿がありました。
親バカってやつですね。カッコ良かった!です。 そして私は目頭が熱くなってしまって…ビデオを上手く撮られなくなってしまって…。
だから、Kちゃんに言ったんです。今日しかないよと。渋ってたKちゃんでしたけど、見に行くことにしたのでした。
(私は三男の踊っているビデオを撮りながら、Kちゃんの長男Kちゃんは ちゃんと踊っているかしらと、ボンヤリ思ってました。)
そしたらですね
〈次の日〉
「いや~、見に行って良かった!」ってKちゃん。
「先生に手取り足取りやったけど、なんとか踊っとった!カメラ撮りながら、感動して涙出たわ!」
うん、分かる分かる。
「でね、終わってから広場で先生に声かけられて。」
「Kちゃん、上手に踊ってましたよ!」って言われて、また泣いてしまったって…。
Kちゃん、泣きすぎ…。でも、
本当、保育園の先生に
「感謝」です…。