お二人とも、世界的なアニメーション監督です。もっとも宮崎監督は、皆様もご存じの通り引退されましたけど。
細田監督は現在47歳。これからの日本のアニメーションを、引っ張っていくに違いない人です。(映画「バケモノの子」の監督です。)
皆様、御覧になりました?
私、その番組で初めて知りましたよ。このお二人、過去に接点を持っておられたんですね。しかも凄いエピソード付きでした!
いや~本当、東京って凄い!!
世界に通用する天才がウジャウジャいるって感じがステキщ(゜▽゜щ)!!
で、その「細田守監督」も天才ですわね。
とにかく作品が面白い!!そして大抵「家族愛」や「親戚愛」にもちろん「男女の愛」がその作品の中に入っている!!
だからさぞかし監督自身、「愛」を大事にされているお方と思いきや~щ(゜▽゜щ)
「親戚?大っ嫌いでしたよ。」
щ(゜▽゜щ)………ほぇ? か、監督…何をおっしゃいますん?
「学校の友達?いなかったよ。なんでこんなやつらと仲良くしなくちゃいけないんだ!って、いつも思ってましたよ。」
はぁぁ~っ!!「ドンドンドドンガカラカッカドーン!!」(*`Д´)ノ!!!
作品と、だいぶ違いますな( ̄▽ ̄;)。
「映画を撮る人は、幸せを謳歌しているような人じゃ駄目ですよ。常にくすぶってないと。」
「この殆ど絶望的な世の中に、些細な幸せっていうか、この世は生きるに値するってメッセージを発しなければいかんわけですから。」
えっと…ですね、映画「サマーウォーズ」の中で、あれほど食事食事食事~人はちゃんと食べなきゃ駄目よ〰!って、言ってたのに細田監督自身は
ろくに食事もとらずに「煙草」と「コーヒー」と、「のど飴」だけで作品造りに没頭しておりました。朝まで。
あーなんて作品と、正反対な方かしらщ(゜▽゜щ)。
まぁ、天才とはこうしたものでしょう。
で、その細田監督。もともと、宮崎監督に憧れてこの世界に入ったんですね。小学生の頃、「特別学級」に通うほど、人とのコミュニケーションが苦手だった細田監督。
ある日、母と映画に行きました。観たのは宮崎監督の「ルパン三世カリオストロの城」。
で、この日、将来の夢が決まったそうです。アニメーションの仕事に就きたいって。 ところが大卒して、宮崎監督のスタジオに就職試験受けるも落ちてしまいました。
ところがなんと約半年後に
「細田君…これ、もう無理だね…。」って。
監督を降板させられます。
この前まで天才って言われた人が、「細田はもう終わった。」と、なったんですの。
挫折挫折挫折ー!!
その後の3年間、沢山の企画を提出しても、全く駄目だったそうです。
「もう僕がアニメの監督させてもらえることは無いと思ってました。」と、細田監督。
「ところが世の中どんだけイイカゲンかって話ですよ。こんな僕に監督しないかって言ってくれた人が出てきたんです。本当にありがたかったですよ…。」
初監督作品の「時をかける少女」は、わずか6館の映画館での上映だったそうです。
でも、世の中捨てたもんじゃない。口コミが広がり人気が出ました。そして「サマーウォーズ」ですよ。
(私、この映画をテレビで観ました。とりあえず録画して、暇な時に観ようかしらって思ってたのにオープニングから引き込まれて、結局最後まで観てしまったんですの。)
まさにこの世は捨てたもんじゃない。評価されるべき人を、神様はちゃんと見ているんですね。
細田監督の作品には、必ず夏の入道雲が登場します。登場人物並みに、これがまたいい味出してるんですよ~。
「夏に人は成長するんですよ。たぶん。そんな気がします。」(細田監督:談)
えっ?私がアニメオタクだって?
全然そんなこと無いですよ~。
※写真画像 ぱくたそフリー画像より